素人女性でもできた!フェンスと庭の入り口の木製ドアDIY準備編
愛犬を庭で放して遊ばせるために庭の入り口に木でドアを作りたいなぁ・・・。
フェンスの外に出るためにドアがあったらいいのになぁ・・・。
と思い続けて数年。やっと重い腰を上げて木製ドアを作りました。
このページでは、木製ドアを作ったときに準備したものをまとめてあります。
木製ドアの作り方と、ドアを作ることになった理由も合わせて読んでいただけたら嬉しいです。
フェンスの木製ドア 使った材料と道具の準備
今回DIYで作ったのは、庭入り口の木製ドア(左の写真)と、庭回りにあるフェンスから外に出るためのドア(右の写真)です。
わざわざ紹介するほどでも無いかもしれませんが、準備した材料や道具を次から紹介しておきますね。
ウッドドアの木材
今回のウッドドアと木製門扉(ゲート)のメインの材料となる木材ですが、以前猫ハウスを作った時に残った木材や放置していた支柱(ポール)などがあるので、基本的に不足分だけを購入することにしました。
数年放置してしまっていたので少し古くなっていますがまだ使えそうです。なるべく今ある材料を使いたいです。
不足分だけを近くのホームセンターで購入しました。きちんと製図をして作るわけではないので、適宜不足する分だけを買い足すやり方で適当なのがワタシ流。
以前使った残りと、以前塗装した後使ってない木材、新しく購入した木材と、バラバラですね(汗)。でもいいのです。
木材を塗る塗料
木材を塗るための塗料ですが、以前DIYで使ったエコウッドカラーステインが少し残っているので、まずは使い切ることにしました。
猫ハウスを作るため、匂いが少なく、なるべく自然素材に近いものを探して買ったものです。この塗料を塗るだけで 防腐・防カビ・防虫・抗菌 の効果があります。
ちなみに以前作った猫ハウスがこちらです。左が家の外側から、右は家の中から撮った写真。窓を開けて家の中からだけ出入りできます。ハウスの下の棚は外で使うモノを置いて使います。
さて、塗料の話に戻りますが、この残りのエコウッドカラーステインだけでは足りないです。でも実は先日、家の外壁塗装を依頼した会社の方から、残った塗料をいただいておきました。
炭酸水のペットボトルに入っていますが中身は外壁などにプロが使う塗料で、持っているものと同じように防カビ・防腐・防虫効果などがある塗料です。
色も元々持っていた塗料と同じような色を選んでくださいました。ちょうど合う色ですね。
つまり今回塗料は購入していません。嬉しいことに塗料代は無料です。
ちなみに塗料をいただいたのは静岡県駿東郡清水町にある「塗り替え情報館」さん。とっても親切に外壁診断・見積り・塗装工事をしていただき、アフターフォローもしっかり対応してくださいました。
下の画像は塗り替えをした時のものです。
余談ですが、DIY好きな人が家の塗装工事をされた際は塗料が残ったら少しもらえないか頼んでみると、もらえる確率が高いそうです。
外壁塗装の塗料は依頼ごとに色が違うので、基本的に塗装が終わって塗料が残っても他の家に使えないことが多いのだとか。だから気軽にお願いしてみるといいそうですよ。
たいした金額ではないので自分で買えばいいことかもしれません。ですが、少量欲しいだけなのでまた残らずに助かります。
そのように言ってみたら本当に木材の塗料をいただけて、親切にコツまで教えてもらえました。そんな繋がりが嬉しかったのでした。
またまた余談ですが・・・。
元々持っていた色に合わせて今回はこげ茶になりましたが、実を言うと本当は下の写真のような「白いフェンスドア」にしたかったんです。
※写真お借りしました。
こんな白いドアをもう少しシャビーに、アンティーク風にした感じが理想です。
数年後には上塗りが必要ですよね。その時は白いミルクペイントで塗ろうかと思っています。茶色の上から白を塗ってやすり掛けし、シャビーな感じに、アンティークっぽい感じにしたらステキ!
うまくいくかはわかりませんが、上塗りする日も楽しみです。今からワクワク。
Tヒンジ(丁番)とラッチ(かけがね、留め金)
金具類ですが、ヒンジ(丁番)は黒のアイアン風アンティークヒンジにしました。
フェンスの方には合わせてラッチ(かけがね、留め金)を購入しました。
「ユニバーサルラッチ」というそうです。
ヒンジとラッチはドアの雰囲気を出すためのポイントなので、アイアン風にこだわりました。
使ってある木材がすでに中古品なので、年月が経って良さが出てくる本物のアイアンではありませんが、とりあえず雰囲気だけ楽しむことに。
ネジ(コーススレッド)
木材同士を締結するためのねじを用意しました。
サビにくいステンレス製の半ネジがいいのかなと思ったのですが、茶色のドアに少しでも合わせるためにブロンズの木用ねじを買ってみました。「サビにくい」と書いてあるから、少しは錆びにくいのかな?
ただ、長さ28~30の半ネジが欲しかったのに、なぜか行ったホームセンターにブロンズネジだけサイズがないんですよね。どうしてなのでしょう?
仕方なく3.8×25を購入しました(下の写真右側)。
長さが心配なので小さな袋入り(写真左側)も追加で買ってみたのですが、こちらは半ネジだけど32の長さ。逆に長すぎる気が・・。ちょうどいいのがないのでとりあえず購入。
とにかく使ってみて、どうしても使えなかったらまた別の店舗に買いに行くことにします。
こういうところはいい加減な私です。
※使ってみましたが、やはり長さ25では短すぎ、32は長すぎでした。
塩ビ(エンビ)管
塩ビ管は、ドアや門扉を支えるためのポール(支柱)を立てる穴にドライモルタル(水で混ぜるだけで固まる簡易コンクリート)を流し込み、ポールを固定させるために使います。
⇒エンビ管
塩ビ管を使う理由は作り方のページに書いてます。
今回ポール(支柱)は、フェンスのドア用2本、庭の入り口ドア用に1本、計3本立てます。
1メートルを3で割り切れないので、直径15センチ、1メートルの長さのの塩ビ管を購入し、33センチを2つ、残りは34センチ、と、3つに切りました。塩ビ管を自分で切るのは大変そうなので買ったホームセンターで有料で切ってもらいました。
ドライモルタル(インスタントセメント、インスタントモルタル)
水で混ぜるだけで固まる簡易コンクリートは「ドライモルタル」や「インスタントセメント」「インスタントモルタル」など、さまざまな名前で呼ばれています。支柱を立てるために使います。
直径15センチ、33~34センチの塩ビ管を使って3本のポールを立てるのに、どのくらいの量のコンクリートが必要かわかりませんでしたが、10キロ入りでは足りなさそうなので25キロ入りを購入。
結果として、ちょうどよかったです(少し余りました)。
ところで25キロはかなり重いです。女性の力では持ち上げるだけで精一杯。やっとの思いで庭まで運びましたが、腰が弱い方は痛める可能性があります。心配な場合は10キロ入りを数個買うなどした方が良さそうです。
ドライモルタルを入れて水と混ぜるための容器(トロ船・バケツなど)や、混ぜるのに使う小さなショベル(剣スコ)なども必要ですね。
穴掘り用ショベル
穴掘り用ショベルは抱きスコップなどとも言われます。
狭く深い穴を掘るのに欠かせない道具です。
やってみるとわかるのですが普通のショベル(剣スコップなど)で狭い穴を深く掘るのは難しいです。穴の入口の広さが広がってしまいます。支柱などを立てるための穴を掘るには深く狭く掘ることが必要です。
以前ラティス用の支柱を立てるために穴を掘ったことがあるのですが、穴掘りに一番苦労しました。その時に穴掘り用ショベルの重要性を痛感しました。
この穴掘り用ショベルは今回穴を掘るためだけに買いましたので今後使うかわからないのですが・・・、絶対なくてはならないと思った道具が穴掘り用ショベル(抱きスコップ)です。
この穴掘り用ショベルを使ったおかげで、深くて細い穴を掘るのがとて楽にできました。
ただ、今後使うかどうかを考えると、知人で持っている人に借りることができれば一番いいですね。
電動ドライバードリルと木工用ドリルビット
今まで何度か木材を使ったDIYをしたことがあるのに、なぜか電動ドリルドライバーは持っていなかった私です。
実はこれまでは使うたびに実家の母の電動ドライバーを借りていました。
でも、フェンスドアを外注にするとかかる58,000円を浮かせた分で「この際必要な道具も揃えることにしよう!」と、買い揃えることにしました。
ところで、電動ドライバードリルは次のような条件で探しました。
穴あけ(ドリル)機能がある ネジ締め(ドライバー)機能がある 低速モードから高速モードに切り替えできる クラッチ機能(トルク・・締め付ける力 を調整する機能)がある 力が弱過ぎない(電動の力が弱過ぎると無理して使うことになり壊れやすい) 大きくて重過ぎない(重すぎても疲れるし使いこなせない) コード式のドライバードリルである |
プロが使うほどの性能の良い頑固な作りの値段も高い電動ドライバードリルではなく、かと言って小さくて力が弱過ぎることのない、女性でも使いこなせる程度の重さでありながら機能も最低限付いた電動ドライバードリル。
ネジの締め付け過ぎを防ぐためにもトルク機能付きを希望しました。
価格的に安すぎるのも力が弱い場合があるので避けました。
ただなぜか売っているのはなぜかほとんどがコードレスのバッテーリータイプ。コード式が良いのですよね。
電動ドライバーのコード式は種類も少ないのはなぜ??
電動ドライバードリルは、コード式はなぜか種類が少なく思うような商品がみつかりにくかったです。
なぜなのでしょう?外で使うにはコードレスのほうが使いやすくて人気なのかもしれませんね。プロが使うのもコードレスが多いのかも。
でも、たまにしか使わない私には、いざ使うときに充電から始めなければならなくてかえって不便です。そしてたまにしか使わないのでバッテリーの劣化が早くなり、数年後に使おうと思ったときに使えない可能性があります。
そう思ったのでコード式に絞って探しました。探して買ったのが「リョービ ドライバードリル CDD1020」です。
ドライバーの木工用ビット類も合わせて買いました。
ノコギリ
ノコギリは木材の長さを調整して切るだけなので下のような替刃式のノコギリを使いました。
替刃式は、刃が各社共通で持ち手に付け替えるだけで使え便利です。
今まで持っていたノコギリの切れ味が悪くなっているので、替え刃だけ購入しました。
塗装用ローラーと皿
塗装する際に必要なのが塗装用の筆やローラー、塗料を入れる入れ物や皿などですね。
筆で細かい部分を塗りましたが、今回はローラーを主に使いました。ローラー用の皿(容器)も必要です。
塗料を多く使うならバケツタイプの容器が良さそうですが、少量なら写真のような皿タイプ(100均で購入)が使いやすいです。
ローラー部分は使い捨てなので高い商品を買う必要はないかと思います。私も100円ショップで買いました。
使い捨ての紙コップのような塗料容器も見つけました。筆で塗る場合はこのような容器が便利です。
その他にも必要とした道具
小さなハンドスコップ・・・ポールを立てる時の穴に土を戻すのに使いました。家にあるので今回は購入していません。
紙やすり・・・これも家にありました。切った木材の切り口を滑らかにします。
なくても何とかなるけどあったほうがいい道具
私は使いませんでしたが、あったほうがいいものとして。
水平器(水準器)・・水平になっているかを測ります。
※水平器はスマートフォンを使っているなら、水平器アプリがあります。
下げ振り ・・支柱などが垂直に立っているかを測ります。
以上、ウッドドアを作るのに必要だったもの、買ったもの、選んだ理由などをまとめました。
このページで紹介したのは私が使った道具や用意した材料を中心なので、もっと良い物や足りないものもあるかと思います。
でも適当な私でもできたので、フェンスドアをDIYするならここに書いたものがあればなんとかなると思います。
◆木製ドアの作り方と、ドアを作ることになった理由もお読みいただけたら幸いです。
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