猫の保定方法 動物病院でおとなしく診察させるには
猫のミントが口内炎か歯周病などの口内トラブルらしいので病院へ連れていくことにしました。
ですが、病院で口の中を先生に見てもらうため、ミントには動かずじっとしていてもらわなければなりません。慣れない病院でパニックになり大暴れされては困ります。
一体どうしたら病院嫌いな猫をじっとさせることができるでしょう?
前回の記事はこちら。
猫は布や袋などで体を覆ってあげるとおとなしくなる
ミントは子猫の時に健診や予防接種で何度か病院へ行ったことがあるのですが、今9歳なので病院へ行くのは7~8年ぶり。
ほとんどの猫と同じように、ミントも病院は大嫌いです。以前は病院ではシャーシャー怒って先生を困らせてしまってました。
(でも病院が嫌いなのは人間も、ですね。)
飼い猫が病気がちな飼い主さん達は、どのようにして診察を受けているのかしら?
猫を飼っている人のブログや猫サイトなどを、まず改めて読ませてもらいました。
その中で知ったのですが、猫は布や袋などで猫の体を覆ってあげるとおとなしくなるそうですね。そうすることで猫のストレスを軽減してあげられることがわかりました。
袋や布などで顔だけ出して体を覆うようにするだけで、猫は安心して暴れないそう。
そういえば猫は狭いところが好きですよね。狭い小さなダンボール箱や紙袋の中があるとすぐに入ってしまいます。
うちのドーム型の猫ベッドにも、狭いのにわざわざギュウギュウ詰めで一緒に入ってたりします。
猫を運ぶときもキャリーに袋やカバー、タオル、毛布などを掛けてあげると安心できるようです。
猫の保定方法1 洗濯ネット
ミントが小さなころは動物病院の先生に、「洗濯ネットに入れて連れて来て」と言われたことを思い出しました。
洗濯ネットは有力候補です。
不安を感じているときの猫はできるだけ身を隠したいので、狭く暗い場所に行きたがります。洗濯ネットは暗い場所には当てはまりませんが、ネットが体に密着して猫は狭い場所にいると感じることができるのです。
洗濯ネットは通気性が良く、網目から爪を出したり、猫の様子を観察したりすることができるという点でも優れています。洗濯ネットに入れたからといって猫のストレスが全く無くなるわけではないのですが、大暴れして、「この場からから逃げ出そう!」というパニック状態は避けられます。
猫の保定方法2 保定袋
また調べているうちに商品として「猫の保定袋」があることがわかりました。
いろいろな商品が開発されているものですね~。
前足がちゃんと出るところが使いやすそう(^^)。
手作り好きな猫の飼い主さんは、自分で手作りした保定袋を使っている人も多かったです。
洗濯ネットは見た目おしゃれではないですし、余り布や使わなくなった服などを使ってオリジナルで作っているようです。
輸血用に作られた保定袋。病気で家で注射をしなければならなくなったりでもしたら活用できそうです。イモムシみたいなのがかわいい~。
ただ、今回のミントは口の診察だけですが、通常病院では体全体の様子もチェックしてくれると思うので、病院での診察には洗濯ネットの方が優れている気がします。
猫の保定方法3 毛布・タオル
毛布やタオルで猫を保定する方法もありました。包むだけでおとなしくなるなんて、猫って不思議。
引用:猫と和解せよ。猫をおとなしくさせる為のタオルで簀巻きにする方法
タオルを使った保定は、普段の爪切りや歯磨きでも活用できそうですね。
猫ミントに手作り保定袋作ってみました
ミントを動かずにじっとさせるために、まず洗濯ネットを考えてみました。洗濯ネットはミントが子猫の頃使ったことがあります。
でもすでに大人になって少し(かなり)大きめになってしまったミントには、以前使った洗濯ネットでは小さ過ぎ。近くのホームセンターに探しに行ってみたところ、ちょうど良い大きさのものが見つかりません。
「保定袋」と言えるものを探して買うには時間がないです。ネットで注文して届く間に病院へ連れていきたいです。
「とりあえず診察台でおとなしくしてくれればいいし、明日には連れていきたいし。」
大きさは小さめになってしまうけれどミノムシ型の保定袋を作れそうな材料がなんとか家にありました。
ということで、その日のうちに急いで作ったので材料はすぐに用意できた布(フリース)や小物だけですが、作ってみたのがこちらです。
体重多めの猫(←単にデブ猫ともいう)ミントには小さすぎましたが・・・汗。
(※後日同じフリースを継ぎ足して大きめに直しました)
でも早く病院に行きたかったので、無理やりミントには入ってもらうことに。
きつくて少し苦しそうでしたが・・・。
ミントごめん、今日だけ許してね。
猫の保定袋の作り方
猫は体にぴったり布の袋などをかぶせることでおとなしくなるそうです。
今回作った「猫の保定袋の作り方」は、下のブログを参考にさせていただきました。
布の大きさがギリギリだったので、背中の部分はボタンを使い、ボタンとボタンループを利用して縫い代なしに。
顔だけ出して背中や手足が袋にすっぽり入りこむように。首の部分は紐で絞る事ができます。
キツくて本当にかわいそうでしたがなんとか診察も慌てずに落ち着いてできました。
袋は洗濯するときの洗濯ネットでもOKですよ。
病院でじっとおとなしく診察できました!
さて、病院でのミントですが、手作り保定袋に入ったミノムシ状のミントは、とってもおとなしかったです。
待合室でも時々ニャーと言ってましたが、しばらくしたら静かになり、診察も落ちついてできたし、先生の話もしっかり聞くことができました。
正直言うと、ミントがおとなしくしていてくれるかが一番心配で連れていく前はドキドキしてました。
が、保定袋でのミノムシ作戦大成功です。
布で包まれているだけで落ち着くようです。泣いて暴れることもパニックになることもなく、怖がりのくせに気が強いミントがじっとおとなしくしてくれました!
ミント、ありがとう!
参考にさせていただいたブログの管理人様、ありがとうございます!
◆手術しました!手術の様子は下で。
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