多肉のビニールハウスを持つための農地探し2
農家の息子と一緒に農地を回った経験のおかげで、農地探しを一人でもできそうな自身が付き始めていたその頃。
近くて良いな～と思っていたのに実際に見てなかった農地を、仕事帰りにちょっと見てみようとふらっと行ってみました。
そこで二つ目の転機が現れました。
神に出会えたのです。
農地探しの早道
その神との出会いも書いておきますね。
車を停めてお借り出来たらうれしいなと思う農地を見ていたら、ちょうど散歩しながらぶらぶらしていた年配の女性がこちらに向かっていました。
「ご近所の方かな？声をかけてみようかな？でも・・・」
ドキドキ。どうしよう？
と迷いましたが、ここで勇気を出さなくちゃ！と思い、思い切って話しかけ、事情を話してみたのです。
そうしたら、ここの農地は今は借りることはできなさそうだけれど、近くに貸してもらえそうな農地を持っている人がいるよ、とのことでした。
そして「見てみないとわからないから今から見に行こう」と、案内してくださると言うのです！
私の車に同乗いただいてすぐ近くの現地を見に行き、さらに地主さんを知っているので番号を調べて電話してくださり、直接電話越しにその日のうちに地主さんと話ができてしまったのでした。
この女性は、まさしく神です！
農地の場所は平らで日当たり良さそう。水道もあり使って良いとのこと（もちろん水道料は支払います）。農地の角に電柱が建っていて電気も引けそうです。車の乗り入れもできます。
農地って、道に接してない農地も多く、車が入れない場合もあるのですよね。農地を探してみて本当に色々学びました。水がない農地も多いので水道を使わせてもらえるって本当に助かります。
近くにコンビニでもあったら申し分ないほどの好条件でした。
すぐ近くに、神様（案内してくれた年配の女性）が住んでいるのも嬉しいし安心です(笑)。
やっぱりこの良いご縁のために、その前の話がダメになったのだわ～。
その後、農地の持ち主さんと直接お会いしてみたら地主さんも好感持てる方で、すんなりと話を進めることができたのです。
これ以上ない好条件の土地が見つかり、ご近所さんも地主さんも人柄よくて、本当にラッキーでした。
と、すんなり話が進み、契約し、一年分の賃貸料支払いも終わったのですが、なんと契約書が届いたその日に残念なことに・・・。
農地隣の地主さん本人が住んでいないご自宅を買いたいという方が急に現れ、（売りに出してはいなかったけど売りたい旨は人に話していたらしい）、その自宅を買いたいという方が農地も合わせて使いたいそうでした。
賃貸より、購入者を優先させたいので、ハウスを建てる作業を止めて欲しいとのことなのです。
事情が変わったら解約するのは承知していたので仕方なくあきらめました。こんなにすぐに解約になるとはまさか思ってもいなくて残念すぎましたが・・・。
でもハウスを建てる前で良かった～。整地もまだだったし。
ただ、一度除草した後だったのでその手間と費用は無駄になってしまいました。ほんとに残念です。
もちろん全く使っていないので一年分の賃貸料は返してもらいました。
農協などを通さずに個人で借りるということは、こういうこともあるということ。仕方ありません。
あ～がっかり。
がっかりですが仕方ないですね。
気をとり直し、数日後、神様のお宅にお礼とダメになってしまった報告に伺いました。
でも神はまたお力をくださった！！！
神が、「どうしてもアンタ（私）にこの地域でハウス建ててもらいたい。私も遊びに行きたいから(笑)」と、またまたご近所に聞いて探してくださり、なんとその日のうちにまた別の農地をお借りできそうな方とお話できたのでした。
今度の農地の地主さんには、最低10年はお借りしたい旨を先にお伝えしたところ、今後畑を使うつもりはなく、除草に困っていたので使ってもらえるならかえって助かると言っていただき、無事にその農地をお借りすることになりました！
神様！ありがとう～～
地主さん、ありがとう～～！
地元に詳しい方と仲良くなることが、農地を見つける一番の早道なのですね。
農地契約は地主さんとの相性も大事
農地（畑）をお借りするにあたっては長いお付き合いになるので、地主さんのお人柄とか、気が合うとか、そういうことも大事だなぁと思っていたのですが、とても人柄の良さそうな地主さん。その点でも本当についていました。
何より地主さんが女性で、話しやすいこともとても嬉しいことでした。
相性が良いっていうのかな。ちょっとしたことを話した時に話が続くし、わかってもらえる、そんな感じです。
農地のすぐ横に小さなプレハブハウスが建っているのですが、中にあるトイレ、水道も使わせてもらえることになりました。
トイレや水のことも、こちらから言わなくても地主さんの方から言ってくださって、本当にありがたいことです。
ほかにも色々女性ならではの気遣いがあり、本当に頭が下がります。
電柱が近くにあるので電気工事は必要ですが、電気を引くこともできます。
長く使わせてもらえるとわかっていることも安心です。
前回ダメになってしまった農地も良かったけど、もっと良かった！
多肉のパイプハウスを建てて、多肉ハウスを持つこと。
そのための一番難しい農地探しがクリアでき、
ずっと思っていた夢が、やっと実現できそうな方向に動いてきました。
今日のぽっと挿し
春頃リメイク缶に寄せたもの。
夏になって少し伸びてしまったものの、大きく崩れることもなく可愛い。
そんな寄せ植え作りを目指しています。
使った多肉植物
グラウス、グリーンネックレス、新玉つづり（ビアーホップ）、
オウレイ、天使のしずく、他。