家で洗うふとん丸洗いの方法 自分で布団を洗ってみた!
布団の丸洗いをしたらふかふかの布団が快適過ぎて、夏なのに毎日ぐっすり快眠の、私、さち( @yutta_rich )です。
シーツやカバーは洗えるけれど、汗が染みこんだ布団は、干してもそれだけでは汚れや臭いが気になります。いっそ丸洗いできたらいいのにって思いませんか?布団は家でも洗えるのを知っていましたか?
前日の記事で、ダニに刺されたこととダニ駆除の方法を書きましたが、ダニ駆除を兼ねて布団を丸洗いしてみました。
友人に言ったら「布団の丸洗いなんて自分でできるの?どうすればいいの?」と聞かれたので、洗えることを知らない人もいるのだな・・・と。せっかくなのでブログの話題にしたいと思います。
このページでは自宅で自分で洗える「布団の丸洗い方法」を画像付きでお伝えします!
家でできる布団の洗い方|丸洗いができるか条件の確認
ここでお伝えするのは、クリーニングに出すのではなく、自宅で洗濯機を使わうずに布団を洗う方法です。布団を洗うことができるかをまず確認してください。
布団自体が洗えるか?の確認
どんな布団でも、どんな条件でも洗えるとは限りません。まず使っている布団が、洗えるかどうか、自宅で洗って干すことができるかどうかを確認しましょう。
布団に付いている洗濯表示(布団に付いているタグ)を確認します。自宅で洗えるのは洗濯機マークが付いているものと、手洗いの表示があるものです。
下の図のような、洗面器(たらい)にバッテンがついているマークは、基本的に洗うことができません。
でも、実は実際には洗える場合もあって、私は羊毛の敷ふとんでも洗ってみたことがありますがなんともありませんでした。ただ、無理に洗うと中の綿が偏ってしまうこともあるので洗うときは自己責任でお願いします。
羽毛布団でキルティング加工されていないものは、洗った後に羽毛が片寄ってしまうことがあるので、自分で洗濯はしない方が良さそうです。
洗えるか洗えないか?一般的な洗濯物をチャートでチェックできるページですが下記は参考になります。参考にしてみてください。
風呂の浴槽が使えるか?干すスペースがあるか?の確認
このページでお伝えするのは、洗濯機で洗わずにお風呂の浴槽の中で布団を洗う方法になりますので、布団が入る大きさの浴槽がない場合は残念ですが、大物の布団を家で洗うのはあきらめてください。
そして、家で布団を洗うには、重い布団をかけて干す場所が必要です。水分を含んだ布団の重さはかなりあります。乾いている状態の倍以上はあり、相当の重さになります。
重い布団を干すことが可能な、ベランダやフェンスの柵、あるいはしっかりした布団干しスタンドなどが必要になります。
ベランダやフェンスがなくても、このような布団干しがあるといいですね。
浴槽があり使えること。干す場所があること。一日で乾かない場合は数日干し続けることができること。
それが場所の条件になります。
洗う気力と運ぶ力(又は手伝い)があるか?
自宅での布団洗い、特に敷布団などの大物の丸洗いは「力」「時間」「手間」が必要です。洗うだけでも、半日はかかり、完全乾燥までは数日がかりです。
前述したように水分を含んだ布団の重さはかなりあります。敷ふとんなどの大物を干す(浴槽からベランダなどの干す場所へ運ぶ)時は相当の力が必要です。男性なら一人でもできるかもしれませんが、女性の場合できれば誰か一緒に運んでもらえると助かります。
でも頑張れば、汗と汚れで気になる布団を、清潔でふかふかの敷布団や掛布団にすることができますので頑張ってくださいね(^^♪。
家でできる布団の洗い方|布団の丸洗いの準備とチェック
1.天気をチェックする
大きな布団の天日干しをするので、天気がいいことが必要です。場合によっては完全に乾くまで数日かかりますので、夏の晴天が続く日を選びましょう。
2.浴槽を軽く洗う
汚れた浴槽では布団に汚れがついてしまうので浴槽の汚れは軽く洗っておきます。
3.中性洗剤(オシャレ着洗い用)を用意する
布団を洗うのに洗剤は中性洗剤(オシャレ着洗い用)を用意します。
中性洗剤は、商品のどこかにわかるように「中性洗剤」と書いてあります。
4.布団を干すスペースを用意する
ベランダの柵や布団干しスタンドなどは軽く拭いてきれいにしておきます。
5.布団のカバーなどは外しておく
布団にカバーを掛けている場合は洗う前に外しておきます。カバーは別に洗濯機で洗います。
5.なるべく早い時間(朝)から行う
布団を洗って自然にある程度水が切れるのを待って天日干ししますので、なるべく朝早くから始めます。
一日では乾かず夕方家の中に一時的に取り込む場合も、まだ水がポタポタ落ちるようでは取り込めません。
布団洗いができる条件で準備も整ったら、いよいよ布団の丸洗いをしてみましょう。
家でできる 布団丸洗いの方法
浴槽に水(ぬるま湯)を溜める
浴槽の中に半分ぐらいの水またはぬるま湯を溜めます。溜まったら中性洗剤を適量入れて混ぜておきます。
お湯を使うと中の素材によってはペタッとなってしまいます(羽毛など)。
布団を入れてしばらくつけ置きする
布団をたたんだまま入れて、空気を含んでいるので始めは沈みませんが、そっと中性洗剤と馴染ませるように全体を軽く踏んで沈ませて、数分つけ置きします。
足でふみふみ 踏み洗いする
布団をたたんだまま全体を足でふみふみ、踏み洗いをします。バランスを考えて全体をよく踏むようにします。だんだん汚れで水が黒くなってきます。
こんなに汚れた布団で寝てたんだ!・・・と、びっくりしてしまいますよ 汗。
水を替えてすすぎを2~3回繰り返す
浴槽の栓を抜き、水(ぬるま湯)を入れ替えます。また水を溜めて同じようにふみ洗いします。2~3回ふみ洗いを繰り返せば、すすぎ完了です。多少水の汚れが残るようでも大丈夫です。
布団は水を含んでかなり重いです。もし少し持ち上げることができるなら下図のようにたたんで排水口に布団がかぶらないようにすると、水が流れやすくなります。この時も足で軽く踏むと布団に含まれている汚い水が早く流れやすいです。
水が切れるまで浴槽の縁にかけておく
ここからが一番の重労働です。
洗った布団を浴槽のフチにかけ、しばらく放置して、大体の水を切ります。が、水を完全に含んだ布団は想像以上の重さです。布団の浴槽の縁にかけるのが重労働なのです。
なるべく浴槽や洗い場の床に布団が付かないようにすると早く水が切れやすいです。
腰を傷めないように気をつけながら行ってください。
水がポタポタ垂れないまでおくのに1~2時間かかりますので、この間に干場までの道を準備できます。かなり水を切ったつもりでも、干場に運ぶときはポタポタと水が垂れることもあります。なので雑巾も用意しておくと便利です。
布団を干場(ベランダなど)に運んで干す
ここも大変な力が必要です。準備した干場への道をなるべく水を垂らさないようにサッと運んで干します。
布団干しスタンドは、あれば2本以上にまたがせて干したほうが風が通り早く乾きます。
ここまでできれば後は乾かして汚れないように取り込むだけです。あと一息!
天日干しで一気に乾かす
曇りの日にダラダラ乾かしていると臭くなりますので晴天の日になるべく一気に乾かします。
完全に乾くように、しっかり中まで干しましょう。もし、完全に乾いていなかったら翌日また干します。
汚れないように取り込む
乾いたら汚れないように取り込みます。乾いた時は(汗などの湿気がとれた分)元の布団より軽くなっています。
干す時に比べたらとても楽に運べます。ただ、カバーなどはしていない状態ですので、汚れないように注意して取り込んでくださいね。
ついでに枕も洗ってしまおう
この機会に布団のほかに枕も洗ってしまいましょう。
ただしそばがらの枕など、洗えない枕もありますので、まずは洗えるかの確認をしましょう。
洗える枕であれば、布団と一緒に踏み洗いができます。
でも枕は洗濯ネットがあれば中性洗剤を使って洗濯機で洗うこともできますよ。洗濯機で脱水もできますよね。
枕こそ臭いが気になりますよね。ナマ乾きだと臭くなるし、カビが生えたりしてしまいます。しっかり中まで干しましょう。
どうでしょうか?自分で布団を洗えそうですか?
やってみれば簡単ですが、重いので力が必要ですしかなり面倒でしょうか?
宅配サービスで丸洗いがおすすめ
布団を自分で洗うのは、はっきりいってかなり大変です。そんな時はふとんのクリーニング専門のサービスを利用すると便利です。
特にダニアレルギーがある人は死骸やフンまでしっかり除去できる丸洗い宅配サービスを利用すれば安心です。
「布団の丸洗いサービスを宅配で」と聞くと料金的に高いと思われがちですが、それほどでもなかったです。
下記「フレスコ」は全国展開しているので送料も全国一律です。地方でも送料の負担を気にせずに利用できるのが嬉しいですね。
ダスキンもここ↓で提携しています。
◆ダニに刺された時やダニ対処法は下のページも参考にしてくださいね!
⇒ ダニに刺された跡?ダニ退治はどうしたらいいの?【写真あり】
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません