プランターでOK、簡単すぎる!しそ(紫蘇・シソ)の育て方・栽培方法

2023-03-17

先日の記事『しその効能と美味しいしそジュースの作り方・レシピ』でお伝えしたように、しそはたくさんの効果を期待でき、いろいろな料理に利用できる食材です。

しそは自宅で栽培すれば使いたいタイミングで、採れたての新鮮な葉はもちろん花や穂も種までも利用できてとっても便利。

青じそと赤じそ

しそは週末ガーデナーの私(@yutta_rich)が、実は今ハマっている食材だったりします(笑)。

利用価値は高いのに簡単に栽培できるしそ。プランターなどで育てるといろいろなお料理に利用できておすすめですよ♪

今日の記事ではしその栽培方法や育て方などをお伝えします。ぜひ一緒にしそを育ててみませんか?

 

プランターでもできる、しそ(紫蘇・シソ)の育て方

しそ(紫蘇)は種もしくは苗から育てます。「芽じそ」も楽しめるので種から育てるのがおすすめ。

 

しそ(紫蘇・シソ)の種まき

種まきは4月ごろ行います。収穫は5月~10月ごろまで。

一昼夜水に浸しておき、水を切って用土を入れたプランターなどにバラ撒きます。こうすることで発芽時期がそろいやすくなります。

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しそ(紫蘇・シソ)の発芽・間引き

シソの種は光に当たると発芽率が良くなる【好光性種子】なので、まいた後は土はかぶせなくても大丈夫ですが、かぶせるとしても薄くします(軽くおさえて用土になじませる程度)。

気温が20℃で、タネまき後1週間~10日で発芽します。

発芽したら込み合った部分を間引きします(芽じそを収穫するには間引かなくてオーケー)。最終的に20センチ程度の間隔になるようにします。

 

芽じそ(芽紫蘇)収穫

種から育てると刺身のツマなどに使われる「芽じそ」が収穫できます。芽ジソは発芽して本葉が出はじめる頃に、地際で刈り取って収穫します。

芽じそ、芽紫蘇

 

しその苗の植え替え・植え付け

箱などにまいた場合は本葉が3~4枚になった頃に掘り上げてプランターや畑に植え替えます。

植え付けは20cmほどの間隔をあけて植え付けます。植え付けの適期は5月頃です。

 

しそ(紫蘇・シソ)の葉の収穫

しその葉の収穫は、しそが20~30センチに育ってきたら収穫できます。株が小さい内に一度にたくさん採ってしまうと生育が弱りますので気をつけたいです。

 

しその頂点の摘芯

紫蘇が30センチくらいに育ったら、頂点を摘芯(切り戻し)します。

摘芯すると脇芽が出てきて葉の収穫量が増えます。 穂が出て花が咲くと早く枯れてしまうので穂が出てきたらとにかく切ってしまいます。

 

しその日当たり・置き場所

しそは日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも大丈夫です。

ベランダなど真夏に乾きやすい場所では土の表面に腐葉土などを敷いて水分の蒸発を防ぐか、午後から日陰になる様な場所に置きます。

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しそ(紫蘇・シソ)の水やりと肥料

しそは乾燥が苦手です。土の表面が乾きかけたらたっぷりと水を与えます。水切れさせてしまうと葉が傷んでしまうので気をつけます。

肥料はあらかじめ土の中にゆっくり効くタイプの粒状肥料を混ぜ込んでおきます。追肥として1週間に1回程度薄めた液体肥料を与えると元気に育ちます。

青じそ、大葉、紫蘇

 

しその穂の収穫・タネの採取

ある程度葉の収穫を楽しんだ後、出てきた穂をそのままのばし、収穫し、穂紫蘇の天ぷらや刺し身のつまにして楽しめます。

穂が出ると株が枯れてしまうので、穂を収穫するのは最後の最後に。

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出典 穂じそ

また、しその花が咲き終わって実が付き、花穂が2/3ほど枯れた頃に刈り取って新聞紙などの上でそっと陰干ししておくと熟した種がぽろぽろ落ちてきます。

しそはこぼれ種でも来年芽が出てきますが確実に栽培する(特に芽じそを収穫する)には、それを集めて保存するのがおすすめです。

※しその種には休眠期間があり、採取後すぐにまいても発芽しません。

 

紫蘇(しそ・シソ)の害虫と予防

実は紫蘇は意外と虫がよくつきます。

・アブラムシ

春先から茎葉にアブラムシがつきます。葉を食べる紫蘇は農薬をなるべくなら使いたくないですよね。

牛乳を水で薄めて散布するとアブラムシを窒息させることができます。まずは身近にある牛乳などで、試してみると良いでしょう。強い水流で流してしまう、木酢液を散布するなどの方法も効果的です。また、手で取ってしまう方法もあります。

・ヨトウムシ

ヨトウムシは昼間土の中に潜んでいて、夜になると出てきて葉を食べます。食欲旺盛で、苗が小さい場合は茎だけ残して丸坊主にされることも。

ヨトウムシが潜んでいる場合は周りにフンが落ちている、そこだけ土が少し盛り上がっているなどでわかります。ヨトウムシが出てくる夜間に探しだして見つけ次第捕殺しましょう。

・ハダニ

また、ハダニが発生しますので、葉っぱにも(裏も忘れずに)水が掛るように水をやるとハダニを防げます。

おいしいものは虫も好きですから、収穫を楽しみたいのであれば、ある程度の覚悟が必要ってことですね。

 

害虫予防 としては、肥料の与え過ぎは虫がつきやすくなりますので与えすぎに注意し、防虫ネットなどをしておくと害虫被害を防げます。

おすすめなのが、育てたい野菜や花のそばに植えることでよい影響をもたらす植物「コンパニオンプランツ」を一緒に植えること。

しその場合、マリーゴールドを根本に植えることでアブラムシに悩まされることが少なくなります。ぜひやってみてくださいね。

 

しそを楽しく育てたら、「しそジュース」や、しそを使ったレシピで料理も楽しんでくださいね!

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